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いよいよ今年も大発会を迎えた本日、日経平均は大きく値を上げ、幸先の良いスタートを切りました。昨年から持ち越した私の保有銘柄も上昇しましたが、世の中の情勢的には決して楽観視できない状況が続いていますね。

そんな中で、私はこの休み中ずっと、今年のテーマである"リスク回避"をいかにして行うかについて、悶々と考えていました。

現状、主力は株式のロング(買い)のみ。しかもタイミングは違えど、全てのストラテジーで下がった時に買いを入れるという逆張りスタンスとなっています。"下がりすぎたら上がる"という考えを前提としているため、もし長期の上昇or下降トレンドが形成される場合には、まったくシグナルが出ない、もしくは損失が膨らむことになってしまう恐れがあります。

このような懸念を考えると、リスク回避のためにはやはり
①逆張り(ロング)
②順張り(ロング)
③逆張り(ショート)
④順張り(ショート)
をバランス良く持っていることが重要だと思います。ただ、この"良いバランス"の中身については私自身は今のところ良く分かっていません。一体どういうストラテジーをどういうバランスで持っていれば最もリスクを回避できるのかについては、今後考えていかないといけない課題だと思います。

ちなみにこの考え方は株式だけでなく、全ての投資対象に言える話だと思います。ただし、株式では買いと空売りの条件がイーブンでない(空売りは全銘柄対象にできないなど)ため、"良いバランス"を構築するのが難しそうな印象です。本当はFXなどの買いと売りがイーブンな投資を対象とすれば①~④の"良いバランス"の構築をそれなりに行えるのかもしれませんが、せっかくここまで株式で検討を進めていますので、今年いっぱいは株式で挑戦していきたいと思います。
一応、私がメインで運用している押し目ストラテジーは2006年1月時にもほとんど損失を出さないようにチューニングされていますが、先日掲載したボラティリティの小さい銘柄を対象とした押し目ストラテジーでは大きく損失を出しています。

ただ、ボラティリティが小さい銘柄のみエントリーしているので2006年1月の大暴落時にはあまりエントリーされないような気がしたので、気になって調査を実施し、その結果から条件を一部見直してみました。

条件を見直したところ以下のとおりになりました。

■バックテスト条件
 対象銘柄  全銘柄
 取引方向  ロング
 執行条件  エントリー:翌日寄り成行
 イグジット:翌日寄り成行
 エントリー  ******
 ******
 イグジット  ******
 資金管理   開始資産:200万円
 信用レバレッジ:1.5倍
 ポジションサイズ:
  資産の20分の1 or 15万円 の高い方
  単位株30万以下なら1単位株のみ購入可
 突入タイミング:シグナル点灯数1以上
 売買優先順位:10日平均売買代金降順
 期間    2000/01/04 - 2010/12/10

■バックテスト結果(全シグナル)
 取引回数   1822
 勝率   61.25%
 平均損益    1.46%
 平均利益    4.82%
 平均損失   -3.85%
 PF     1.98

■バックテスト結果(実シミュレーション)
 取引回数   1112
 勝率   62.05%
 平均損益    1.78%
 平均利益    5.14%
 平均損失   -3.72%
 平均保有日数    2.20日
 PF    2.26
 最大DD    9.40%
 個別銘柄最大DD   22.66%
 取引日割合※   24.54%
 最終資産    5956171円

※取引日割合 = 取引を行った日数/全日数 ×100 [%]

資産曲線は以下のとおり。
押し目ボラ小02

対策前と比較して、取引回数が減りましたが、平均損益が大きく改善していることが分かります。また、資産曲線を見ると、2006年1月付近の大幅なドローダウンが解消されていることから、押し目ストラテジーに非常に弱い相場でのエントリーについては回避できていることが分かります。
テーマ:株式日記
ジャンル:株式・投資・マネー
逆張りストラテジーを宣伝する際、2008年10月のリーマンショック時の相場を乗り切れているという点についてアピールしている文章を以前からよく見ます。たしかに逆張りには厳しい相場でしたが、移動平均の向きを気にしていさえすればすぐに回避できていたため、押し目ストラテジーではそれほど厳しい相場ではありませんでした。

押し目ストラテジーで現在最も厳しい相場と思われる時期は、2006年1月のライブドアショック時だと思います。このショック前までは非常に長い上昇相場が続いており、誰もが今後もしばらく上昇が続くことを疑わなかったところでの大幅下落だったため、押し目ストラテジーのシグナルがたくさん出る上に支持線で全く反転しないという最悪の事態に陥っています。

押し目ストラテジーを作る際には、いかにしてこのライブドアショックの大暴落を回避するかが重要だと思います。

…そういえば、ボラティリティの小さい銘柄を対象とすればライブドアショックの大暴落時にはほとんどエントリーしないはずで損失を出さずに済みそうですが、先日の検証結果では2006年に大きな損失を出していますね。。。なんでだろ?ちょっと調べてみたいと思います。
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押し目ストラテジーは一時的な下げを狙うという意味では逆張りの一種と考えられますので、ボラティリティの大きい銘柄を対象にした方が成績が良さそうな印象です。実際、勝率や平均損益はボラティリティの大きい銘柄を対象にした方が成績が良く、うまくチューニングすれば安定した儲けを出すことも可能です。

一方で、ではボラティリティの小さい銘柄には押し目ストラテジーは有効でないのかというと、実際には安定した銘柄でも押し目からの反発は頻繁に発生しているため、うまくシステムを組みさえすればボラティリティの小さい銘柄を対象とした押し目ストラテジーを開発できるはずです。

ボラティリティの小さい銘柄に限定する方法としては、
①最初から計算対象銘柄を比較的安定銘柄に限定
②ボラティリティに相当するテクニカル指標が比較的小さい場合に限定
があると思いますが、試しに②を採用してストラテジーを作ってみました。

詳細は以下のとおり。

■バックテスト条件
 対象銘柄  全銘柄
 取引方向  ロング
 執行条件  エントリー:翌日寄り成行
 イグジット:翌日寄り成行
 エントリー  ******
 ******
 イグジット  ******
 資金管理   開始資産:200万円
 信用レバレッジ:1.5倍
 ******
 期間    2000/01/04 - 2010/12/10

■バックテスト結果(全シグナル)
 取引回数   2757
 勝率   59.96%
 平均損益    1.23%
 平均利益    4.47%
 平均損失   -3.61%
 PF     1.85

■バックテスト結果(実シミュレーション)
 取引回数   1656
 勝率   60.51%
 平均損益    1.43%
 平均利益    4.69%
 平均損失   -3.58%
 平均保有日数    2.30日
 PF    2.01
 最大DD    9.82%
 個別銘柄最大DD   23.28%
 取引日割合※   31.24%
 最終資産    6906461円

※取引日割合 = 取引を行った日数/全日数 ×100 [%]

資産曲線は以下のとおり。

押し目ボラ小01

やはり平均損益、平均利益、平均損失ともに小さい数値になっていますが、取引回数やPFは優秀で資産曲線を見てもそこそこ安定した成績になっているのが分かります。したがい、ボラティリティが小さい銘柄のみでエントリーしても押し目は有効であることが分かります。
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ここのところ日経平均自体は下落していないのですが、損失を膨らませています。ある一銘柄のナンピン買いが祟って大幅下落している模様です。

私のストラテジーは特にナンピン買いを禁止しているわけではないので、下落が続くとどんどんナンピン買いしてきます。一応イグジット条件を厳しく設定しているので、ある程度のナンピン買い抑制はできているのですが、たまにイグジット条件をすり抜けてナンピン買いが連続する場合があります。

一度ナンピン買いを排除してバックテストを行ってみた方が良いのですが、ナンピンしているおかげで儲けられているときもあるので、単純にナンピン買い禁止しただけではうまく機能しなさそうな気がします。とりあえず分散投資できていない時期はいつもながら精神的には良い状態とは言えないので、ナンピン買いの有無でどの程度成績が変わるのかは近々見ておこうと思います。
テーマ:株式日記
ジャンル:株式・投資・マネー
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