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ブレイクアウトストラテジーは、ある期間の最高値を更新した時点でトレンドが形成されたとして購入する、タートルズの生みの親であるリチャード・デニスの投資戦略として非常に有名な順張りストラテジーの一つです。

考え方は非常に簡単で、"過去○○日の最高値を更新したら買い、過去○○日の最安値を更新したら手仕舞う"というものです。

とても単純なストラテジーなので、他の多くのHPで検証結果が掲載されていますので、それらに書かれていた特徴を以下にまとめてみます。
特徴①:勝率は30%程度で、どんなに工夫しても50%弱。
特徴②:ペイオフレシオが高く、損小利大になる。
特徴③:保有日数は多め。平均で20日以上になる場合が多い。
特徴④:上昇相場では大きく儲け、下落相場では損をする。
特徴⑤:過去○○日の○○は長く取った方が運用成績が良い。
特徴⑥:株価の変動率(ボラティリティ)が小さい方が運用成績が良い。

押し目ぎみにエントリーした方が成績が良いなどの記載もありますが、押し目は逆張りの考えが少し入っているのでここでは別手法とみなします。(純粋にブレイクアウトの可能性を検証したいと思います。)

今回は、過去100日の最高値を更新し、かつ株価変動率 = (過去100日の最高値 - 過去100日の最安値)/過去100日の最安値が小さいものをエントリーの対象として検証してみます。

■バックテスト条件
 対象銘柄 全銘柄
 取引方向 ロング
 執行条件 エントリー:翌日寄り成行
 イグジット:翌日寄り成行
 エントリー   過去100日の最高値更新 &
 株価変動率が0.2以下 &
 株価が100円以上 &
 当日ストップ高でない &
 過去10日平均の出来高が2000万以上
 イグジット   過去20日の最安値更新 or
 保有期日100日
 資金管理   開始資産:150万円
 信用レバレッジ:1.5倍
 ポジションサイズ:15万円以上、資産の20分の1
 突入タイミング:シグナル点灯数1以上
 1日購入銘柄数:制限なし
 売買優先順位:10日平均売買代金降順
 期間   2000/01/04 - 2009/12/08


■バックテスト結果
 取引回数   1068
 勝率   36.33%
 平均損益   2.05%
 平均利益   14.73%
 平均損失   -5.18%
 平均保有日数   34.72日
 PF   1.62
 最大DD   50.89%
 個別銘柄最大DD   50.49%
 取引日割合※   28.30%
 最終資産   4,059,301円

※取引日割合 = 取引を行った日数/全日数 ×100 [%]

資産曲線は以下のとおり。
ブレイクアウト買01 資産曲線

バックテスト結果のそれぞれの数値はほぼ予想どおりの結果ですが、資産曲線があまりよくありません。また、出現した全てのシグナルの取引回数/勝率が、23073回/44.20%だったのに対し、実際に取引をすると勝率が8%程度も低下しています。これは暴落時の逆張りと同様、シグナルが少ない日は上がりにくく、シグナルが多い日は上がりやすいという特徴があるため、勝てるシグナルは同じ日に固まって出現しているためです。

もう少し資金管理を見直す必要がありそうです。

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テーマ:株式日記
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