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少し前まで私自身感じていたことですが、これなら大儲けできる!と思い、息巻いて運用開始させた戦略は、なぜか開始直後に損失を出し、運用を断念していた覚えがあります。

記憶に新しいところでは、2008年7月に逆張り戦略を開発し、バックテストでは期待値/ドローダウンともに優秀で、また同年8月に1ヶ月間ほどフォワードテストしましたが、ここでも見事な成績を収めたため、同年9月より運用開始したところ、リーマンショックに直撃し、大きな損失を出しました。このため、まったく機能しなくなったのでは?と恐ろしくなり、その戦略での運用を断念しました。

また、翌年の2009年1月には、リーマンショックでの教訓を生かし、買いだけでなく空売り戦略も併用しようと考え、同年2月から空売りを導入しました。ところが、2009年3月~4月にかけて、空売りには特に厳しい相場となり、これまた運用を断念せざるを得ない状況となりました。

上記内容について、時期の違いなどはあると思いますが、この運用継続断念のいきさつには、多かれ少なかれ心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

前者は過去実績では問題なく、またフォワードテストもOKで、一見何の問題も無さそうでした。ただ、このとき、2008年7月、8月は開発した逆張り戦略が特にうまく機能しており、早く運用を始めないと大きな利益を取り逃がしてしまう、と少しあせっていたのを覚えています。

また後者の方の空売り戦略も2009年1月時にバックテストを行うと、リーマンショックを考慮したバックテストになるため、非常に魅力的な結果となり、すぐにでも運用開始したくなる状況でした。

つまり、いずれも直近で魅力的な結果が出ているために、今運用を始めれば大きな利益が得られると考え、急いで運用を開始しています。

結果は上記で説明したとおり、損失の末、運用断念となりましたが、まず、この原因として考えるのが、これらの戦略がそもそもダメな戦略だったかどうかです。が、答えは否で、これらの戦略は今でもエッジ(優位性)を保っており、そのまま運用を継続していれば大きな利益を上げていました。

では、なぜ継続できなかったのか?

その要因の1つは、期待と現実のギャップだと思います。実際に大きなドローダウンを経験された方であれば何となく納得できるかと思いますが、上記の事例ではいずれも過度の期待の後に大きな損失を出し運用断念しています。運用開始時の期待と現実との間にギャップがありすぎると、自分の考えが全否定されたような錯覚に陥り、どうしてもその戦略を信用できなくなってしまいます。

バックテスト通りに行かないのは当然のことなので、年間で国債の金利よりも稼ぐことができたなら株式運用した甲斐があったと考え、とりあえずは良しとするくらいで臨むのが良いかもしれません。

また、2つ目の要因は、絶好調の後には必ず不調が来ることを知らずにあせって運用を始めたことです。特にスイングトレードにありがちですが、数ヶ月好調な時期が続くと、その後不調な時期が来て、ある程度落ち着くとほとんどシグナルが出なくなる、といったことを繰り返します。

経験上、運用開始する場合は現在好調な戦略ではなく、直近で膠着状態となっている戦略を選ぶのが良いと思います。相場の流れは、基本的に

暴落→下落相場(アヤ戻し含む)→レンジ相場→ブレイク→上昇相場(押し目含む)→レンジ相場→暴落

を繰り返しているので、先の相場を見越した戦略を選んでも良いかもしれません。このように考えると、現在は上昇相場と思われるので、次はレンジ相場を見越した逆張り戦略辺りがそろそろ元気になってくるかもしれません。
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私が住んでいる場所は被災地に近く、また原子力発電所からもそれほど離れていない(とはいえ150kmくらいは離れていますが)ため、このところ、知り合いから“避難しないの?メール”が飛び交っており、その内容もこれからとんでもないことが起こる的なことが書かれており、少し困惑するときがあります。

ですが、この噂メールによって一人がパニックを起こすことで周りにも連鎖しどれだけの被害を被るかはかり知れません。身近な災害避難でもすぐに想像がつくと思います。その考えから私は家族や周りの人には噂メールに左右されることなく冷静に行動するようにそれとなく話しています。

この先、まだどんなことが起こるか分かりませんが、私はどんな場合でも
①正確な情報を入手し
②その情報を正しく解釈した上で
③取るべき行動を冷静(客観的、統計的)に判断
するのが最も危険性が低いと考え行動しています。

このように自分にとって最も目標に近い選択肢に従う姿勢は、トレードにも通ずる考え方ではないでしょうか。不確定要素が多い場合、噂に左右されることなく、限られた正しい情報の中から客観的、統計的に最良と思われる選択をしていくべきと思います。これはまさにシステムトレードで目指していることだと思います。
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最近はプログラミングに専念していて、あまりストラテジー開発をできていません(;^_^A

何をプログラミングしていたかというと、今さらですが、ようやく私のツールでも外部環境を取り込んだストラテジー開発をできるようにしました。あとは、解析用出力ファイルの内容を改良した辺りでしょうか。

さて、少し前に、トミーさんのHP「先端システムトレード研究所」やニッパーさんのブログにて、最高のシステムトレーダーになるための3種の神器の話がありましたので、私にとっては何なのか少し考えてみました。

第1ステップ: 戦略の入手
第2ステップ: 戦略の自分仕様へのカスタマイズ
第3ステップ: 裁量を排除した運用

をクリアするためには、

①毎日書き綴っているアイデアシート(メモ帳みたいなもの)
②バックテストツール(自作ツール)
③自動発注ツール

が私にとっての3種の神器です。

私が特に重要だと考えているのは、①で仮説を立て②で検証することだと思います。このことを着実に積み重ねることがシステムへの自信にもつながり、結果的にブレの無い運用ができるようになると思います。とはいえ、ドローダウンが大きいときはどうしても不安になり、弱気な裁量の判断に陥りがちなので、その誤った判断を予防するために③が必要だと考えています。

仮説と検証をやっているときが一番楽しいと思えるようになったら、最高のシステムトレーダーの素質は十分ではないでしょうか。(私は、、、2番目くらい…かな(;^_^A )
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先日、私の尊敬する上司(の上司の上司の…とにかく偉い人)のお話で、考察力についての考えを述べていました。ある実験の報告資料で十分な考察を行えている人とそうでない人の違いは、その実験を行う前の取り組みにあるそうです。

十分に考察を行えている人は、
"実験の前に必ず仮説を立てている"
そうです。

どんな実験でもさまざまな自由度(パラメタ)があり、ある指針に基づいてパラメタを決定して実験を行います。このとき選んだパラメタに対して、なぜそのパラメタを選んだのか、それを選んだときどういう結果が想定されるのかを常に予測して実験に取り組むことが考察力の向上、ひいてはより大きな成果へと繋がるのだそうです。

この話を聞いて、これはシステムトレードにも言えるのではと思いました。

ストラテジーを考案する際には、いろいろなテクニカル指標の中から適当なものを選んで組み合わせてバックテストを行っています。このテクニカル指標を選ぶときに、"本でオススメだったから"、"有名な指標だから"、などの理由で選んでいたのでは、どんな結果が出たにせよ、なぜその結果になったのかを考察できず、意味の無いバックテストになってしまいます。

このようなバックテスト結果をもとに実際の運用を始めると、成績が悪化した際にそれが一時的なものなのかシステムが機能しなくなっているのかを判断できず結局裁量に走ってしまう原因にもなりかねません。

やはりどんなテクニカル指標を選ぶにしろ、常に何らかの仮説を持ってバックテストすることはとても重要だと思います。この仮説は当たっても外れても出てきた結果は新たな発見となり、そこからさらに深い考察への繋げることができるようになります。優れたストラテジーを考案するにはこの"仮説を立てながらバックテスト"することが遠回りのようで最も近道なのだと思います。

かく言う私もまだまだ考察力の未熟なトレーダーなので、上記のような取り組みを徹底して日々のストラテジー開発に取り組んでいきたいと思います。
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